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【シゲちゃんの木♪】

シゲちゃんのみかんの木♪
【2008年6月21日まで有効】

みんなから真心込めた贈り物…( *´艸`)フフフ
秋になったらこの木でみかん狩りしましょうね~♪



真ちゃんの木(仮称)


●春に行なった作業~ 

4月12日 - ハダニ防除 マシン油(ハーベストオイル)100倍 散布

ダニが大量発生して吸着すると、木全体が弱ってしまいます。
それでマシン油と呼ばれる毒性の低い薬でダニの体を覆い、窒息死させます。
一般に売られているダニ退治用の農薬では耐性が出来、
薬の効かないダニが生き残ってしまうという事がありますが、
このマシン油は被膜で気門を塞いで窒息死させるので抵抗性を持つ事がありません。
(自然勇気農園では主にこのマシン油を農薬として最高年3回まで使用しています。)


4月23日 - 除草・枯れ枝摘み・柵とネット補強・施肥(牛糞堆肥)

5月11日 - 「カニ殻木酢」の下準備として木酢液にカニ殻を漬け込む

5月中旬になって徐々にみかんの花が咲き始めました!

5月22日~6月15日 - 灰カビ病対策として「魚腸木酢」「カニ殻木酢」500倍を混用散布

枯れ枝が残っているとそこから黒点病の胞子が増え広がってしまいます。
黒点病対策の薬もありますが、毎月それを定期的に散布しなければならなくなります。
出来るだけ農薬を使用しないでみかんを育てている畑ですので、
ここでは農薬散布回数を減らす為にまめに枯れ枝を摘み落とし、
風通しの良い枝作りを心がけています。

そして黒点病対策の為、木酢液にカニ殻を漬込んだものを木に散布!
自然のものを資材として利用し良い菌を増やす事で
黒点病などの原因となる悪い菌を退治するのです。

この作業を花が咲いた頃から始め、直径3cmくらいまで実が成長するまで行ないます。



●6月16日~ 施肥(基本の米糠ボカシ肥に焼成骨粒・カニ殻・カキ殻・海草・たばこくずを追加したもの)

自然のものを利用して窒素・リン酸・カリのバランスが取れたボカシ肥を作って与えました。



●7月9日 雨です。思うように仕事が捗らないとヒトはつぶやくけれど、
シゲちゃんのみかんはゲンキで順調です♪

実♪

自然勇気農園7番ホールで今年一番成績が良い木です。
裏年の木が多い中でこの木はゲンキがよろしい。
実がこんな風に沢山着いていて順調に育っています。
↑画像では4つ実が見えますね。
後にこれを摘果で1つか2つにしましょうね♪


実♪その2

どの枝にもこんな風に沢山実が成っているから
摘果で幾らか実を落としても大丈夫~★
むしろあまりにも実が多く着いていると
途中で肥料切れを起こす事もあるので
様子を見て後でちょこっと肥料を追加してやりましょうね~。


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ローラ♪

8月2日~3日にかけて大きな台風が接近した時…
幸い瀬戸内には大きな被害が出ませんでしたが
台風通過に伴う強風のせいで大きく揺れた枝葉で擦れ
画像の様に実の表面に沢山のスリ傷が出来ました。

手で触るとこの外皮ってまだまだ固くてカチカチなのに
強風でこんなにスリ傷が出来てしまうなんて…意外とデリケートなんですね♪

台風が再接近する時はいつも満潮の時刻と重なる…。
その時に巻き上げられた海水が強風と共に畑にかかると
『塩害』で木が枯れてしまう事があります。
でも今年これまでに到来した台風ではその様な『塩害』が出ず一安心。


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★8月25日 連日の猛暑と干ばつ…。 それでもシゲちゃんの木はゲンキです★


作業の簡素化の為にと除草剤を散布する農園がありますが
自然勇気農園の畑ではどこでも除草剤を一切散布しません。
みかんの木に蔓が巻きついて樹勢低下させてしまうギリギリまで待ち
それから一気に草刈り機を使って草を刈り取ります。
(みかんの木の根元付近は腰を屈め、しゃがんで鎌で行なう)

こうすることで地表は大抵いつも草で覆われた状態にあり
それによって夏場でも水分蒸発と地温の上昇を幾らか抑えられ、
みかんにとって適度な水分と快適な温度が保たれるのです。

また、ギリギリまで草を生やしておく事で、虫達の多くが草に集まり
みかんの木への影響が軽減されるという利点も。


※除草剤を散布すると地表から水分が抜けて乾燥してカラカラになります。
(アスファルト程ではないけれど地温が上がりすぎて木が弱るという難点も)


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★8月中旬、皆がお休みしている間に草刈り機で伸びた草を刈りました★


シゲちゃん1

画像は8月25日の夕方撮影したもの。
シゲちゃんの木の下には先日行なった摘果の際に摘み落とした小さな実が転がっています。
連日の猛暑で落ちた実はすぐに乾燥し、黄色く変色して行きます。
(でもコレもいずれは微生物が分解して肥料になるんですよ~)



シゲちゃん2

一方こちらは枝に成っている実。
摘果で量を調整してもまだこんなに沢山!!
沢山成らせすぎると今度は木が弱ってしまいますから
木への負担も考慮して、もう少し経ってもう一度軽~く摘果して
残った実を更に太らせましょうね。


シゲちゃん3

実の大きさはこのくらいです。
もっと大きな実や小さな実もありましたが、平均するとこのくらい。
これから秋に向けて更に中身も外皮も成長して行きます。






…上を見上げてみましょう。





ホラ♪


シゲちゃん4

上にもこんなに沢山成ってますよ~~♪♪♪
背が高い木なので、収穫時には脚立が要るかな~~。



今年は記録的な猛暑で、どこの農園でもみかんの木が弱っています。
一部の園地では水不足でカラカラに乾燥してみかんの葉っぱが枯れて落ちたり
実がシワシワになって今にも枯れてしまいそうな状態となっているようです。
しかし、自然勇気農園で管理している畑ではどの木も元気いっぱいですので御安心下さい。


●8月13日~16日 - 除草作業・みかんの摘果
樹勢維持の為に木酢液(魚腸・大蒜・唐辛子を漬けたもの)500倍を散布

この時期、草刈り機で除草作業を行ないました。
また干ばつで例年以上に木が弱っている様子が見受けられたので
上記の通り、500リットルの水に木酢液を入れて500倍に薄めて散布。
これを3~4回行い、水分と栄養を補給してやりました。



●8月21日~29日 - ボカシ肥作り
(材料:米糠・魚粉・骨粉・油粕・カニ殻・カキ殻・海草・タバコくず・EM活性液)

9月に与える肥料の準備です。
通常、農家は市販のみかん専用の肥料を購入して撒くのですが
自然勇気農園では「自然のものは自然に返す」をコンセプトに
出来るだけ自然のものを資材として使いたいと考えています。
それで窒素・リン酸・カリのバランスを考えて上記の様なものを
肥料の材料として集めて、少しずつブレンドして作っています。


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●9月2日 バリバリ元気なシゲちゃんのみかんです~♪

今年の夏は稀にみる猛暑と干ばつでどこでもみかんの木が枯れそうになるほどでした。
長い間乾燥が続いた後で8月下旬に秋雨前線の何かによる影響で連日の降雨を記録。
乾燥した状態から急に水分を与えられると、潤った実の内部が急速に成長をはじめ
外皮がそれに追いつかず、パカッと実が裂けてしまう事があります。

シゲちゃんのみかんの木でもその様な裂果が生じていないかと夕方見て回ったところ…


一つの裂果もありませんでした!!!!


恐らくこれは他の農園に先駆けて8月中旬に摘果を行い
その後で栄養と水分の補給の為に木酢液の散布を行なった事が
結果として功を奏したのではないかと思われます。



◆ここで少し肥料の資材として使用しているカニ殻について御説明致します◆

自然勇気農園では農薬の代わりに以下のものを使用しています。

・木酢液に魚のアラを漬込んだもの
・木酢液にニンニクを漬込んだもの
・木酢液に唐辛子を漬込んだもの
・木酢液に牡蠣殻を漬込んだもの
・木酢液にカニの殻を漬込んだもの
・EM活性液にみかんを漬込んだもの


唐辛子入り木酢は夏~秋のダニ対策に
牡蠣殻入り木酢はカルシウム補給に
そしてEM活性液にみかんを漬けた『みかん酢』は梅雨の灰カビ病・サビダニ対策に
それぞれ使用しています。


これらはどれも自然のもの。
カニの殻から溶け出すキチンキトサンや魚のアラから出るアミノ酸
木酢液を水に薄めると主成分の酢酸がクエン酸などの有機酸に変化するなど
植物や微生物の働きが活発になるのに役立つものが沢山含まれているのです。
これにより良い菌が増えて悪い菌を食べたりして退治することで土や木が元気になるし
液肥を混ぜた強い農薬を毎月散布しながら木のバランスを取ろうとする必要もなくなるのです。



◆カニの殻について…自力で農業資材としてのカニ殻を大量に集めるのは困難です。

牡蠣の殻や海草は自分達で海岸へ行って少しずつ集めていますが
カニ殻の多くは自然勇気農園でみかんを購入して下さった方々で
極力農薬を使わないで安心して食べられるみかんを育てて欲しいと
このブログを見て私達の育て方に賛同して下さった方々の御協力により
北は北海道、南は九州・福岡の日本各から
そして遠くアメリカ・メリーランド州から寄せられたものです。


【2006年12月15日の日記】

最初に届いたカニ殻…詳しくは↑こちらをクリックして御覧下さいませ。



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●9月8日 みかんの浮き皮防止・カルシウム補給の為、カキ殻木酢300倍を散布しました。

みかんは熟して来ると同時に段々と外皮と中身の間に空間が出来て来ます。
これが俗に言う『浮き皮』。見た目でもブカブカなのが分かるくらいになります。
収穫時期に土中に窒素が多く残っている事や
雨が沢山降ったりする事が原因の一つとされていますが
これをなんとかして防ぐ方法はないものだろうか・・・!?


そう、そ・こ・で  カキ殻を木酢液に漬込んだものが登場。

この時期にカルシウムを補ってやる事で幾らか浮き皮を防ぐ事が可能なのです。
一般にはカルシウム剤を購入して散布するのですが、ここはやはり自然の力を利用しましょう。
という訳で、自然勇気農園ではヒマな時にちょくちょく海岸へ行ってカキ殻を集め
それを自宅に持ち帰って大きなポリタンクに木酢液と一緒に漬け込んであるのです。
そうするとカキの殻からシュワシュワ。。。と泡が出始め
ゆっくりとカルシウム分が溶け出していくのです。


これこそが『有機酸カルシウム』!!


そしてこの貴重な有機酸カルシウムの入った木酢液を300倍に薄め
じっくりと地面に沁み込む様に時間をかけてたっぷりと散布してやりました♪



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●9月17日 除草作業♪

時々あまりにも小さな実を摘果して、枯れ枝を摘み落とすなどして見回っています。
暑い夏の時期の干ばつを乗り越え、秋の長雨で幾らか水分を得たみかんが
今ではもう丁度良い大きさにまで成長しています。
先日ちょこっと味見をしてみました。


まだまだ酸っぱ~~~い(>_<) 

…だけど ん(・・? 甘いっ!


そうなんです。これからの季節、みかんは内部で糖度を蓄えて行く時期。
だから日を追うごとに徐々に糖度が増して来ているのです。
8月中はまだまだ果肉が薄いレモン色をしていましたが、今ではもうオレンジ色。
こういう変化もまた糖度が増してきている証拠ですね(*^_^*)


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●10月…特に何もする必要が無く、人間はただ眺めているだけでOK~(*^_^*)

10月も半ばとなり、朝晩涼しくなりました。
各地で山々の紅葉が始まった様ですが、みかんも寒暖差で徐々に着色が進んでいます。
シゲちゃんの木にたわわに実ったみかん達も少しずつ緑色から黄色へと変化が。

中を割ってみると美味しそうなオレンジ色の果肉が。
ん~~~食べてみよう♪ パクッ
…味見するとまだまだ酸っぱぁ~~~い(>_<)
でも先月に比べると確実に糖度が増してきているのが分かります。

焦らずもうちょっと待ってみましょうね♪
来月になればもっと熟れてきますから・・・。


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●10月30日 施肥♪ 

暫くの間、ただ眺めていれば良かった時期が過ぎました(^◇^)
そろそろ収穫の時期が…。

でもちょっとちょっと ヾ(・ω・ o) ネェネェ 何か忘れてません?

そうです。肥料を与えてあげなくてはね。


という訳で、この日は以前作って寝かせておいたボカシ肥を
シゲちゃんの木に与えたのでした♪
ボカシ肥は米糠・魚粉・油粕・カキ殻・たばこくず・骨粉・カニ殻・EM活性液など
実に様々なものが混ざり合っています。
それプラス今回は米糠・もみ殻・カキ殻・海草もバラバラ~~ッと撒きました。

今回与えた肥料は俗に言う秋肥と呼ばれるものです。
収穫後に与えても良いのですが、収穫が終わる12月下旬は寒く地温が下がります。
あまり寒くなると折角与えた肥料も根が吸収できないままとなってしまいます。
それで少し早めの10月末~11月初めの間にパッと撒いてしまうんですよ(*^_^*)

あんまり早く撒きすぎるとみかんの着色が遅くなり、いつまでも熟れません(T_T)/


早すぎず   遅すぎず     ・・・ですね(^◇^)   


シゲちゃん♪

ちなみにこの画像は10月30日に撮影したもの…ではなくて、その4日前のもの。
それより一週間前にはまだ実の半分くらいしか黄色くなっていなかったのに
この時にはもう7分着色まで進んでいました\(◎o◎)/!

そして肥料を与えた10月30日にはもう美味しそうなオレンジ色へ…
あ~~もうすぐだわ~~~(人´∀`*).。:*+゜゜+*:.。.*:+☆


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●11月23日  とうとうこの日がやって来た!

シゲちゃん

好天気に恵まれたこの日、皆さんと初めて御対~面~~♪
最初はどんな方々が来られるのかと緊張したタイガー一家でしたが
皆さんとっても明るく気さくな方々で、我々も終始リラックス出来ました♪

灯台や浜辺でのバーベキューなど楽しかったですね~(*^_^*)


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●12月16日  再び御対~面~~★

先月来園された時は「内なり果」や「すそなり果」が
ちょっと熟れるのが遅めだったけど一ヶ月置けばもう大丈夫★

この日もまたポカポカ陽気の良いお天気で、楽しかったですね~♪
思った以上にこのシゲちゃんの木から沢山のみかんが収穫出来て
良かったですね~ホントに。

これから春までは特に何もする事がありません。
時々枯れ枝を見つけたら鋏で除去したり
庭木の剪定をした際に出る葉っぱや海で拾った海草・カキ殻などを
あちこち敷き詰めて肥料代わりに置いてやるくらいです。

これからの季節、強い北風が吹き付けますがシゲちゃんの木は耐えますよ~p(^^)q


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●2月下旬~3月初旬  みかんの島で珍しく3度雪が降り積もりました。

ここ数年暖冬が続いていたので、これは予想外の展開。
あらら…シゲちゃんのみかんの木は大丈夫???



そう。大丈夫。



寒波・積雪なんのその。シゲちゃんの木はバリバリ元気です。
秋の収穫後に込み入ったところを幾らか剪定をしてこざっぱりさせておいたのですが
(人間に例えて言うならアフロをスポーツ刈りにした様な感じ♪)
スースーした状態で冬を迎えたのにそれでもバリバリ元気でした(*^_^*)
シゲちゃん・・・流石ですね(しみじみ)


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●4月初め  小さな小さな新芽が顔を覗かせ始めました♪

昨秋、米糠・籾殻・海草・カキ殻などなど作業の合間に撒いていたので
今春はそんなに慌てて石灰や肥料を撒く必要がありません。
それでもやっぱりこれから成長する上で栄養が必要ですのでもう少ししてから
また海草やカキ殻などの海産物シリーズをあげましょうね♪

ちなみに・・・今春はまだ一度も農薬を散布していません。
マシン油も今回は控えてみようかな…と。


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2008 Newシゲちゃんの木に続く・・・


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